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2015.10.17

スノーピーク本社のキャンプ場で合宿!

SUNコミュニティーの仲間たちと一緒に、クォリティーの高いアウトドア商品づくりで有名なスノーピーク本社(新潟県燕三条)にあるキャンプ場にて2泊3日のなんとも心地の良い充実した時間を過ごしてきました。

 

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都会というシステムを離れて自然の中で何かしようとすると、それは食事でも、暖をとることでも、暗闇の中で明かりを得ようとしても、それを可能にするための道具が必要だし、それが機能的であるかどうかが決定的に問われることをリアルに体感させられます。キャンプ場では、テント、タープ、机、イス、焚き火台、ランプ、コンロなどなどあらゆるスノーピーク社のアウトドア商品をお貸し頂いたのですが、その考え尽くされた機能とその構造がもらたすカタチの美しさに感嘆しっぱなしでした。

 

そのことは、きっと人生においても同様で、もしも慣れ親しんだ(場合によっては、依存し、仕組まれている)人・金・モノ・情報の流動性を離れて、自然体な自分自身を生きようとすれば、そのためのスキルや一定の能力が求められます。それは、共同体や組織における同調圧力の中でことなかれ主義的にうまく生きていく能力とは真逆のチカラだったりします。

 

不確実性の時代とか、創造的破壊とか、イノベーションなどなど、次の社会を創造していくために必要とされる文脈は溢れかえっている一方で、それを本当の意味で「自分のものとしていける」ようなメンタリティーや身体性が醸成されているかが問われているような気がします。自分自身を不確実性にさらす勇気や覚悟を持てているのか?周りの状況や社会に対してではなく自分自身を変化させようとしているのか?自分の足下や身近な関係性において、予定調和的な安定ではなく、創造的破壊を起こそうとしているのだろうか?

 

自分の言葉がプリンシプルとなるのか、それとも言葉遊びで終わるのか…。先行きが見えにくい不透明な時代の中で私たち一人ひとりに突きつけられているテーマだと思います。自分も日々の時間の流れの中でついつい日常の生活に流されてしまうことも多いので、きちんと自覚的に生きることに努め、また共にしている心ある仲間たちの存在にも感謝しながら、創造的な人生を歩んでいきたいと思います。

木戸 寛孝

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