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2016.01.07

国連平和の鐘

戦後間もない1951年、世界の平和を国連で訴え、世界の人々から硬貨を集めて歩き、それを鋳込んだ「世界絶対平和万歳の鐘」を造り、国連に寄贈した中川千代治という一人の日本人がいました。その長女となる「国連平和の鐘を守る会」事務局長の高瀬聖子さんが青山AZITOを訪ねて下さり、今後とも互いに協力しながら平和活動に取り組んでいきましょうという話になりました。

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(以下、HPより)

http://peace-bell.com/

 

この鐘は1951年、第6回パリ国連総会に出席した日本国連協会理事で、元愛媛県宇和島市市長の中川千代治氏が、「国を越え宗教の違いを越えて、平和を願う世界の人々のコインを入れた平和の鐘を造りたい」と当時の国連加盟国に訴え、国連事務次長ベンジャミン・コーヘン氏の協力を得、趣旨に賛同した65カ国の代表者からのコインとローマ法王ピオ12世から頂いた金貨9枚を入れて、高松市の多田鋳造所の協力で造りました。鐘には「世界絶対平和万歳」と鋳込まれ、撞木の当たる所は平和を意味する月桂樹が描かれています。また鐘楼は釈尊誕生の花御堂を象ったもので、宇和島市の宮大工の大下林平氏が制作するなど、賛同する多くの方々の協力を得て誕生、寄贈されたものです。

木戸 寛孝

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